愛知県碧南市 東海スレート    |     建築―内装、リフォーム(増改築)の事ならお気軽に相談を!



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  スレートとは?



スレート(slate)という屋根板は古来、英語本来の意味が語源で、粘板岩
等でできた薄い天然スレート板の事を言います。
しかし現在はまず天然のものと人工ものがあり、天然のものは粘板岩が
圧力で変質したもので、希少性により非常に高価なものとなっているので
す。


 ■天然スレート■

近代になって石綿(ファイバー)をセメントで固めた屋根板が開発されまし
た。これを人造スレート(石綿スレート)といいます。
 

 ■波型石綿スレート■

ファイバーにはその耐火性等から当時はアスベストが使われていました。
スレート系屋根材の大部分を占めるのがこれです。これらは、天然に産す
るスレートと競合し、
明治後期に登場する石綿スレートが市場を奪ってしまいます。
プレハブ住宅の台頭とともにシェアを伸ばすのは、JIS(昭和51年制定)で
規定される「住宅屋根用化粧石綿スレート」でした。
わが国には(株)クボタがアメリカから技術導入して昭和36年に初登場し、
松下電工(株)など大手メーカーが競合品を出して市場が活発化していま
す。
セメントと石綿を主原料とし、板状に成形、乾燥したあと、化粧加工しま
す。
平形、波形の2種類が主なスレートの代表と言えるでしょう。


  スレートのノンアスベスト化


厚生労働省は、労働安全衛生法施行令第16条を改正し、平成16年(2004
年)10月1日より「石綿含有製品の製造及び使用等の禁止」が決定されま
した。

これを受けて、波形スレートは、現在使用中の石綿含有波形スレート(石
綿スレート)から

平成16年(2004年)10月1日以降は、原則として全製品が「無石綿(ノンアス
ベスト)の波形スレート」

に変更(切替)することになりました。


 ■ノンアス波型スレート

現在私たちの会社で扱っているのも、もちろんノンアスベストスレートです。
まだ切り替えていない建物をお持ちの方は、ぜひ切り替えることをご検討
ください。




  スレートの多様化

 
 

近年の環境・保健問題で化粧石綿スレートの低石綿化、無石綿化が進む
とともに、天然スレートの質感を求める高級化の機運にものり、平成元年
に登場したのが化粧スレートです。

水成粘板岩を薄く剥離した天然の素材で、これが本来の「スレート」です。
人造の石綿スレートの登場で、あえてスレートの前に「天然」をつけざるを
得なかったとも言われます。

また、黒色スレートのみを「玄昌石(げんしょうせき)」と言う事があります。
 硯や床材、高級墓石も同じ素材になします。赤レンガで有名なJR東京駅
の屋根がこの材料で葺かれているのは有名な話でしょう。
数多くの施工例が見られるのはヨーロッパになりますが、日本では宮城の
雄勝、登米などが産出地になります。

各社の商品には詳細な施工マニュアルがついている場合がほとんどで、
これに従って施工します。
メーカーにより採光材料や換気システムなど関連商品も施工可能になって
います。




 


 
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